agentation
AIコーディングエージェントに対して、UI修正箇所を視覚的かつ正確に伝えるためのツールである。
ブラウザ上で要素をクリックするだけで、CSSセレクタやDOM情報を自動取得し、「あのボタン」という曖昧な指示を正確な構造化データに変換する。
主な機能
agentationは、ブラウザ上での「ポインティング(指差し)」を構造化データに変換することで、AIとのコミュニケーションを改善する。
セレクタの自動キャプチャ
修正したい要素をクリックするだけで、クラス名、CSSセレクタ、DOM内の位置を自動的にキャプチャする。
「サイドバーの青いボタン」という曖昧な表現が、.sidebar > button.primaryといった正確なセレクタに置き換えられる。
4つのキャプチャモード
指示の内容に応じて、出力モードを選択できる。
- Compact: セレクタとメモのみ(単純な修正向け)
- Standard: セレクタ + 要素の位置情報 + 選択テキスト
- Detailed: バウンディングボックス + 周囲のコンテキスト(レイアウト調整向け)
- Forensic: 計算されたスタイル(Computed Styles)を含むすべての情報(CSS競合のデバッグ向け)
特殊なフィードバック機能
- テキスト選択: タイポ修正時に、該当テキストを選択するだけでAIに正確な文字列を共有
- エリア選択: 要素が存在しない空きスペースを指定して、レイアウトのフィードバックが可能
- アニメーションの一時停止: CSSアニメーションを任意のタイミングでフリーズさせ、特定の瞬間に対するフィードバックを実現
導入による効果
- フ ィードバックループの高速化:「指示→場所の間違い→再指示」という無駄な往復を削減
- 説明コストの削減: クリックと一言メモだけで、十分な情報をAIに伝達
- 作業精度の向上: 正確なコンテキストにより、AIがより適切なコード変更を実施
技術要件
- React 18以降に対応
- React環境への導入が必要
関連ガイド
agentationで取得したセレクタに対してAIに指示する際は、以下のガイドラインを参照することで、より高品質な実装が期待できる。
- AIエージェント向けUI構築ガイドライン - 実装時の技術的制約とベストプラクティス
- AI開発支援ツール - 開発環境全体のセットアップとツール群